高齢者講習
- 司法書士 村上徳蔵
- 2024年8月4日
- 読了時間: 2分
初めて自動車教習所で自動車の講習を受けた。高齢者講習を受けないと運転免許更新手続きが出来ないからである。
近年、交通事故のニュースが流れるたび「高齢者がまた高齢者が」というのにはほとほといやになっている。
こんなことから出来た制度であると理解をしていても画一にやられることには大変抵抗感をもっている。
小生は、運転には、自信があると思いあがった気持ちで抵抗しているわけではないが、大型自動二輪車、中型自動車運転免許とも門真の試験会場で直接受験し、そこで合格し取得した。
自動車教習所で習わなかったということがあって教室とはどんなものかと少し興味を持ちながら高齢者講習に臨むことになった。
講習時間は2時間ほどだった。その内10分位、実習運転があった。
その実習が終わった時、孫のような若い教官からハンドルさばきが逆手ハンドルになっていると指摘されムッときた。
教習所の教官は、人を褒めることを教習の目的としないで人の欠点をみつけることを教習だと思っているようで教習所とはそんなもんか思った。こういう教官が多いのだろうとも感じた。
その体質は検察官、警察官と同じだと気付いた。
この体質から人目につかぬよう随分乱暴な取り調べをし、法律なんてお構いなしの自白強要をして、それによって苦しんでいる若者が近くにいることを思い出させてくれた。
この体質とは少し異なるが最近、家族信託の手続きをする専門家が増えてきているよう思う。群雄割拠状態までとは言わないが気になる。
その中身は根が一つと感じるのは小生だけだろうか。
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